命がけ!中国エロ事情
10年ほど前の話ですが、中国の蘭州で仲良くなった(というか40万でパスポートを売れと言われた)日本語ベラベラの陳さんに「おい、お前エロ本工場に行きたくないか?」と言われた。
※バカなので「売る」と答えてパスポートを渡したが、「5年パスポートじゃ駄目だよ。青い10年(当時はそうだった)のじゃないと……」とポイと投げ返された。
「偽造パスポート作って日本に行くのか」と尋ねると、また「お前馬鹿だなあ」と言われ、「そんなことしたらばれるだろ?ヨーロッパに行くんだよ、ヨーロッパ!」と言われた。なるほどなあ。陳さんとはそうやって仲良く?なった。
是非。そう答えると食堂奥にある小さな隠し部屋に連れて行かれた。そこには沢山のエロ本が積まれてあった。
「これ、中国で撮影してるの?」と尋ねると。
陳さんはお前バカだなあと笑い、「香港に行って、エロ本を買ってそれをカメラで撮るんだ。それを中国で現像して印刷したら、出来上がり」
なるほどー。これってバレたらどうなんの?とさらに聞くと、「死刑だよ」とサラッと言った。
本当に死刑になるかどうかはわからなかったけど、帰国後北京のエロ本&ビデオ業者が検挙され8人が死刑になった。というニュースを見た。…中国ではエロはなかなか命がけなのだ。
ある日、散歩していると橋の入り口に女性が立たされていた。看板を首からぶら下げている。看板にはなにやら文字が書かれている。そこから想像するに、彼女は売春婦なのだろう。行為が見つかり、晒し者にされているようだった。
その女性(というよりあどけない少女のようにも思えた)を人々が取り囲み、にやにやと笑っていた。どのような事情があるかは知らない。また、推測なのでその子が売春を働いたのかはわからない。しかし、いたたまれなくなり、すぐにその場を立ち去った。恥じらいと悔しさをはらんだ、あの子の目は10年上立っても覚えている。
中国情報局によると現在、中国でエロサイトの一斉摘発が相次いでいる。
・中国:ポルノサイトの一斉摘発で逮捕者224人
また、ポルノ小説を連載しただけで逮捕されもする。こりゃ大変だ。
・ネットでポルノ小説を連載
中国で話題になっている木子美の登場で段階的に性風俗文化の事実上解禁かと思っていたのだけど、この一斉摘発によって中国エロ事情は一気に地下に潜ることになりそうだ。
エロ本やDVDは地下に潜っても、精力剤や偽バイアグラなんかはいくらでも売っているのになあ。ま、それは日本も同じか。
嗚呼無情!中国若者男子諸君之苦難永遠継続!

Comments
あ、ありがとうございます。レコード会社の社長さんなのですね。blogはいろんな人が繋がるなぁと思いました。今さらながらですが。
Posted by: monkey gogo | 04/07/30 at 23:28
はじめまして。
TBありがとうございます。
さすが本業の方、文章はもちろん、
目の付け所が面白く、夢中になって読まさせて
頂きました。
お気に入りにも加えさせて頂きます。
すっかりハマッてしまいました。
それでは。
Posted by: modernism_label | 04/07/30 at 00:02