首都圏外郭放水路-地下に行ってきました

「おぉお。なんじゃぁこりゃぁ」
予想外の大きなものを見たり、身を置くと、ただただそんな声しか出てこない。ここは、「首都圏外郭放水路」。高さ17メートルの柱が59本、サッカー場が二面取れる巨大な水槽だ。中はひんやりとしており、数日前に引き込んだ水のため地面はぬかるんでいる。そういえば雨が降ったら今回のツアーは中止になるといっていた。
「突如大雨が降ったらどうなるのだろう?」そんなことを不安に思っていたら、足を滑らせ転びそうになる。もしものことを心配するよりも、足下のことを心配したほうがよさそうだ。
こういうの好きじゃなかったっけ?」と小沢さんが誘ってくれたのが首都圏外郭放水路のシークレット(?)ツアー。虎ノ門のジオサイトプロジェクトの制作委員会が主催する今回の目的地は埼玉県の庄和町。
この施設は中川、綾瀬川流域の浸水被害を解消するためのもの。河川から水を地下トンネルに取り込み、江戸川に排水するために作られたという。トンネルの長さは全長6.3km。トンネルは先のほうは霧がかり、ぼやぁっとして妙に神秘的。予算は2800億円…。規模同様、予算もぼやぁっとして神秘的だ。
無駄な公共事業は日本に無数にあるということを聞く。果たしてこの巨大な施設がどれほどの役割を果たすのか、どれほどの頻度で使われるのか今のところ「ぼやぁ」っとしている。
「この洪水がこの設備によって緩和されました!」と国土交通省が言ったところで「起こっていない災害」に対する実感はわかない。ただ、実際に足を運び職員たちの話を聞くと「普通の暮らし」の裏側にはこんな人たちの努力や技術の積み重ねがあるのだろうなぁと感じた。国土交通省はこの施設を平日に公開している。(通常のツアーではトンネルと水槽は同時に見ることは不可能)こんな、不思議な世界はなかなか見ることもないので機会があったら行ってみたらどーでしょう。
申し込みはこちら 江戸川河川事務所

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